工事の終わりは保守の始まり
据付工事の完了報告書は、たいてい工事が済んだことを示すために作られます。ところが本当にその紙が必要になるのは、三年後に機器が止まったときです。電源がどこから来ているか、固定はどうなっているか。記録がなければ、技師は現地で一から調べます。その時間は工事費には現れず、保守費に少しずつ乗ります。
停止時間の測り方と減らし方
セルフサービス機の稼働状況は、1台あたり月間の停止時間で測ります。これを減らすために必要なのは三つです。障害の早期検知、拠点の近くに確保した交換部品、そして重要拠点を先に回る保守ルートです。適切に設計した予防保守計画は、障害対応の訪問の多くを未然に減らし、店舗で生じる待ち時間も同時に減らします。店舗から最も多くいただくご質問の一つが「拠点ごとの施工記録」です。
写真は角度を決めて撮る
工事写真は残っていても、角度がばらばらだと比較に使えません。同じ位置から、同じ範囲を撮る決まりがあれば、拠点間の違いも経年の変化も一目で分かります。手間はほとんど増えませんが、数年経ってからの価値がまるで違います。